一般内科とは
当クリニックの一般内科では、健診などで指摘された生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病)や「どこの診療科を受診すればよいかわからない」症状などについて診療しています。また、慢性疾患でかかりつけの方は、風邪、頭痛、めまい、腹痛などについてもお気軽にご相談ください。専門家での診察・治療が必要な場合には、適切な施設を紹介させて頂きます。
一般内科でよくある疾患
- 高血圧
- 脂質異常症
- 糖尿病
- 高尿酸血症
代表的疾患のご紹介
高血圧
家庭血圧の基準値と診察血圧の基準値は異なります。家ではリラックス状態にあり、血圧が低いことがあります。高血圧の診断基準は、診察で測った際に140/90以上、家庭で測った際に135/85以上が継続される場合です。高血圧は、動脈硬化の進行につながります。日本では、40~74歳の男性約6割、女性約4割が高血圧と言われていますが、速やかに適切な治療を受けられることを推奨しています。
脂質異常症(高脂血症)
脂質異常症とは、血液中の中性脂肪やコレステロールが持続的に高い状態です。血液中に不要な脂質が溜まることによって、動脈硬化を進行させます。脂質異常症は、高トリグリセライド血症といわれる中性脂肪が多いもの、高LDLコレステロール血症といわれる悪玉コレステロールが多いもの、低HDLコレステロール血症といわれる不要なコレステロールを回収する善玉コレステロールが少ないものに分類されます。種類によって治療法は異なります。症状はほとんどないため、健診によって発見されることがほとんどです。脂質異常症の目標は動脈硬化を防ぐことが目的であり、脂質の異常を指摘され場合には、当クリニックまでご相談ください。
糖尿病
炭水化物(糖質)は、生命を維持する栄養素として非常に重要なものの1つです。炭水化物は消化されてブドウ糖(グルコース)となり、血液中から全身の細胞に取り込まれて、主なエネルギー源として利用されます。血液中のブドウ糖を「血糖」といい、血糖値とは血液中のブドウ糖の量をあらわしています。炭水化物を摂取すると、そのほとんどが消化によってブドウ糖となり、食後は血液中のブドウ糖の量(血糖値)が高くなります。通常、血糖値は膵臓から分泌されるインスリンなどのホルモンのバランスにより、一定の範囲内にコントロールされています。そのため、食事や運動をしても血糖値が極端に変動することはありません。糖尿病とは、インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われずに、血糖値が高くなっている状態のことです。主な症状としては、「尿の量が多くなる」、「喉が渇いて、水分を多く飲む」、「体重減る」、「疲れやすい」などですが、無症状で、健診で指摘されたり、心筋梗塞などの合併症を発症してはじめてわかることがほとんどです。糖尿病は、眼、腎臓、神経に大きな影響を与えるだけでなく、命を脅かす脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。糖尿病にみられる症状を有する方、健診で指摘された方は、速やかな受診をお勧め致します。当クリニックでは、内服薬の調整や病状が安定しているインスリン導入中の方の診療を行っています。
【記事監修】
あさくさ橋心臓と血管のクリニック
院長 高橋 保裕
下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医・指導医(https://www.jevlt.org/ja/)
循環器専門医
心血管カテーテル治療専門医
開院前に勤務していた大学病院や地域中核病院では、1万件近い心臓や末梢血管のカテーテル治療に携わり、様々な症例に対して豊富な治療経験を持ちます。
近年では「ライブデモンストレーションのライブオペレーター」として各学会に招待され、カテーテル治療を学ぶ多くの医師の前で治療を行うなど、技術指導者としても活動しています。
「患者様を自分のたいせつな家族と思って診療する」をモットーに、下肢静脈瘤日帰り手術(カテーテル治療)や一般循環器診療を行っております。